little-treeの Tree of Life
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藍染めと白狐、のおはなし
岡山で藍染め工房をみてから
ちょっと興味をひかれたので
藍染めの本を読んでいたら、
こんな素朴であどけない
藍染め民話が載っていました。


むかしむかし、村々では
縹色(はなだいろ)、千草色という
美しい藍染めが流行し、
女たちはそれを花色木綿と呼んで、
その着物を着たいと憧れていました。

ある村の、ある日の夕暮れのこと、
木戸を閉めようとしていた呉服屋さんに、
かわいい娘さんが
「花色木綿を一反ください」と
村はずれのお寺の通帖を差し出しました。

お寺にこんなかわいい娘さんがいたかしら、
と思いながら、店の者は反物を渡します。

しかし月末に番頭さんが代金を受け取りに
お寺に出かけたところ、
お寺のほうではそんな反物を買った覚えはないし、
お寺に若い娘などいない、というのです。
しかし帖面には確かに書入れがあるのですから
番頭さんも譲らず、
和尚さんと押し問答になります。

そこへ
「みなさん、はやくきてください!」
と、山に薪を取りにでかけた小僧さんの声がします。

「なんだなんだ」と和尚さんも番頭さんも
いそいで裏山に駆けつけたところ、
木立の中に、白い狐が一匹、なんと
花色木綿をからだに巻き付けて
楽しそうに踊っているではありませんか。

「あっはっはっ・・わしの負けじゃ。
あの狐はたしかにこの山に住んでおる。
山は寺のものとすれば、
反物は寺の住人が買ったことになる。
やっぱりわしが花色木綿の代金を、
支払わねばならんのう」

和尚さんの声が聞こえたのか、
白狐はいっそう嬉しそうに、
踊りつづけたということです。



いつの時代も、
おんなの子は、
白狐のようなものかもしれません・・



R8235451.jpg

写真は私が母へのおみやげに
中国の大理で買った大理染め。
絞りの藍染めに、
白い木綿糸でさらにステッチが施されてます




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コメント
この記事へのコメント
写真の藍染は手間のかかるステッチで、上品な感じですね!

三田市の藍本も藍染の産地だったようですよ~
2008/08/11 (月) 12:35:28 | URL | マーフィー #bhx2DDvM[ 編集]
写真のは、雲南の少数民族、白族(ペー族)のもので、一目惚れしたのですよ~。今思えば自分用にも買えばよかったです(笑)。

藍本って、地名に残ってるってすごいですね。今はもうやってないのでしょうか~

2008/08/11 (月) 20:46:04 | URL | little tree #-[ 編集]
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