little-treeの Tree of Life
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「私」の表現
DSC_4571.jpg

これは2004年の私の作品。

すごく自分を追い込んで描いていた時期で、
なにか見えない希望を追い求めながら
自分自身の内面に入りこんでる感じで、
今見ると、この絵のなかに
そのときの私自身そのものが
表れているように思います。

この絵を、最近の私の
明るい感じの絵しかご存知ない方数名に
試しに(というかネタとして、笑)
見ていただいたのですが、
びっくりされるだけでなく、
意外に、とても気に入ってもらえたり
感動してもらえたりするので
面白いです。
何か共感されるものを
この絵にみつけられる方も多いようです。


この時期の私は、
キャンバスにまず絵具を無造作に
「捨てていく」ことから制作を始めていました。
その絵具を捨てたキャンバスをじっと見ていると
絵が「浮かんでくる」。
その「浮かんでくる絵」を、試行錯誤しながら
そこに描きつけていくような感じでした。
かなり集中力を要する描き方だったと思います。


表現というのは、
何を描いても、そのときの自分自身そのもののようです。
「歌手なんて、たちの悪いストリッパーみたいなもの」
と誰かが書いてたのを読んだことがありますが、
絵画だって同じことかもしれません。


   ・


さて、私は、これまで、
自分の仕事として、パンフレットの挿絵や
イラストっぽい仕事をさせていただいたことが
何度かあります。
注文で絵を描かせていただいたことも何度かあります。
いずれの仕事も、その依頼者の方は
「好きに描いてくれて良いよ」というスタンスで、
私は完全に自分のイメージで
想像力と創造力をふくらませて
描きたいようにやりたいようにやらせてもらいました。
逆にいうと、そうでないもの、
つまり自分の表現としてできないものは
何故かそのお仕事をすることができませんでした。
話があっても実現しなかったり、
流れてしまったり・・。


もちろん、私も、
雇われ仕事としては、
あるイベント会社の広報デザインの
ディレクションの仕事をしていたことがあり、
そこで鍛えられた経験から、
「100%依頼者のニーズを汲む+α」の
デザインのディレクションをすることは
完璧に期待に添う形でできるようになりました。


しかし、それはまったく、
「自分自身以外」としてやっていた感覚です。


どうも私は最初から、
自分の制作の仕事、としては、
いわゆる、
顧客のニーズにあわせて描くイラストレーションや、
デザインをすることを望んでなかったみたいです。
「私はアーティストでありたい、表現者でありたい」
とずっと心の底で思っていたから。
イラストレーターや、商業デザイナーにはなりたくなかった。
しかしその自分の本当の気持ちを認めるまでには
とてもとても長い時間がかかって、
「なぜ、デッサン力はあるのに、
イラストやデザインを、私は「やらない」のだろう、
仕事が欲しいのに、なぜ?
せっかく声をかけてもらってるのになぜ?」と、
何度もそれについて、とてもとても悩んだことが
たくさんあって、いろんなことを経験して、
やっとそれに気がつきました。

いま私は、
「私はこれでいい」、と思うことができます。

自分は自分で良い、自分の表現をやればいい。
自分のやり方でやればいい。

既存の商業システムに乗っかれないことで
自分の創造性を疑わないで、
いろんな制作経験をしていけばいい。
表現活動は、生きることそのものなんだから。
もっと言えば、「絵画」という枠組みから、はみでちゃってもいい!
なんでもいいんだと

確信をもってそう思います。

まだ、良いお手本にはなれてないかもしれませんが、
私の後を歩んでくる、若いアーティストにそう伝えたいなあ。
好きにやったらいいんだと。

もちろん、イラストレーターやデザイナーの道を選ぶとしたら、それもその人の道ですばらしい。

私もこれから、まだまだ画風も変わると思います。
決めつけずにやっていきたいと思います。
でもいつでも、私はアーティストとして、表現者として描いてくことを選ぶと思いますけれど。



・・・
今日は、最近知り合った、
若いアーティストの卵の男の子に。

あ、何か届けば、良いなあ、と思って書きました(^-^)o










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