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「預言者」
『預言者』カリール・ジブラン

預言者


架空の預言者アルムスターファが
愛・子供・法律・時間・美・・などについて
オルファリーズのまちの人々に
哲学的に語りかけるという設定の、
美しい散文詩。

世界的に有名な本だそうです。
だいぶ前に購入しましたが
たまに読み返すと、その時々の感じ方ができます。
内容は、身近なことを語っているので、
とくにすごい驚きもないのですが、
難解でなく、とてもよみやすく、
そうだよね〜〜と思いながらよめるところが
良いと思います。

とても美しい文章表現です。



以下、抜粋



生命に施しができるのは、生命だけだ。

人は、自分で施しをしていると思っているが、

本当は施しの目撃者にすぎないのだ。
(「施しについて」)



けれど、人生が海でない人がいる。

人の法が砂の城ではない人が。
・・
オルファリーズの人たち。

太鼓を布でくるむことはできる。竪琴の弦をゆるめることもできる。

だが、ヒバリに歌うなと命じることは、決してできはしない。
(「法律について」)



わたしは、人の善については語れるけれど、悪については語れない。

なぜなら悪とは、ほかでもない、善が飢えと乾きに苦しんでいる姿なのだから。
・・
ほんとうに善い人は、裸の人に向かって「衣服はどうした」とは言わないし、

家のない人に「家はどうした」ともいわないのだから。
(「善と悪について」)



美とは、ベールを脱いで聖なる顔を見せたときの、生命のことだ。

けれど、生命とは人であり、ベールもまた人なのだ。
(「美」について)



肉体ですら、自分が受け継いだもの、必要として当然なものを知っている。

だまされたりはしない。

肉体は心の竪琴だ。

優しい音楽が流れてくるか、雑音が聞こえるか、それはその人しだいだ。
(「快楽について」)



愛は、麦をあつかうように、人を刈り取って束にする。

さおで打って殻をはがす。

ふるいにかけて、もみ殻をとる。

臼でひいて白い粉にする。

水でねって柔らかくする。

そうして聖なる火にくべて、聖なるパンを焼き、神の聖なる食卓にのせる。
(「愛について」)






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