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エミリー・ウングワレー展
大阪中之島の国立国際美術館で開催中の
「エミリー・ウングワレー展 ~アボリジニが生んだ天才画家~」に行ってきました。

works_big_03.jpg


上の画像のような、ミニマリズムを思わせる作品から、
目の覚めるような鮮やかな色彩あふれる作品まで、
様々に変化していく作者の表現を堪能できます。

エミリー・ウングワレーは、
アボリジニのコミュニティで生まれ、
そこで一生を過ごしました。
80歳を迎える頃から
キャンバスにアクリルで絵を描き始め、
4000もの作品を残したという。

一見、現代美術のように見えるそれらの作品は、
実際は、西洋美術などの、
いかなる美術界ともまったく関係なく、
辺境の地で制作されました。

実物の作品を見てみると、
現代美術の作品とは、似ているようで、
まったく違うことがよくわかります。
そこに見えるのは、作者の意図や計算ではなくて、
[ただ美しいものがある]、というだけの、圧倒感。

きっと自分のために描いたものでも、
観客を意識して描いたものでもなく、
ただ突き抜けて開かれてそこにあるような・・。

私には「絵画」というものを見ているというよりも、
すごく美しい風景をみているような感動的な気持ちでした。

いわゆる民族工芸と比較にならないほど洗練されており、
現代絵画の持つような、難解さ小難しさはなく、
アウトサイダーアートがどうしても拭えない
自意識のような押し付けがましさも一切無く、
またことばに変換できるような説明的なものもない。
そして、普通の人を感嘆させ、
美術ファンやインテリを饒舌にさせるような、
技巧的なものも一切無い。

ただ、その線や点や色彩が織りなす美しさは、完璧で、
いつまでも見ていたい気持ちになる。
できることなら、自分の部屋に持ち帰って、
ずっと眺めていたいと思ってしまう。
きっとエミリー・ウングワレーの作品の前に立った人は誰でも、
人生で一番美しい夕日を見たときみたいに、
寡黙になってしまうだろうと思います。

私が見た絵画のなかで、
私にとっては一番完璧なものに思えました。
言葉ではとても表せないものだと思います。
是非、実物を。
きっとお気に入りの作品が見つかるでしょう。
4月13日(日)まで開催されています。


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