little-treeの Tree of Life
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おはなし

こんなお話が出てきたよ





セミラは彼のやさしい憐れみと望みからそれをした

ファティマは彼女の微かに呼びかける心の声に従った


セミラの大好きな自転車をなおすみたいに

セミラはファティマをなおそうとした


ファティマはセミラにその声を伝えたかった

セミラがそれに興味がないのを知っていたけど



ほら星空が歌っているよ


セミラは自分を責めないし

ファティマも自分をうたがわないで

誰もまちがっていないんだから


カストルとポルックスが空の上から笑ってる


ファティマは双子の星を見上げて微笑みながら

祝福の歌を静かに歌う

いつだって、セミラがそれを見なくても

彼が眠っているあたたかなテントにも

光は降り注いでいる



ファティマだけが知ってる

ファティマがセミラにしてあげられることがあるとすれば

ファティマのその心の声に従うことでしかできないこと

ファティマだけが知っている

セミラは夢をみていたい




そしてファティマは、セミラの夢を祝福する



ファティマは思う

けれどわたしは起きていよう

その声が誰かに届くその瞬間をみるために



・・露ひとしずく落ちて

黒い百合は散り

ファティマは彼女自身になった。



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