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ムンク展@兵庫県立美術館
兵庫県立美術館で開催中の
「ムンク展」に行ってきました。

ムンクの大規模な展覧会は、
関西ではもう7、8年ほど前に
京都で開催されて以来かと
私の中では記憶していますが。

今回のムンク展では、
「装飾画家」としてのムンクの歩みを中心に
構成されています。
既存の、いわゆる「叫び」に代表される
暗く陰鬱なイメージに捕われること無く、
多角的にムンクの作品群を観ることができる企画でした。

とくに1920年台のムンクの作品は、
穏やかで色彩と光のある作品が多いようでした。
リンデ・フリーズなどは、既存のムンク像からすれば
意外とも言って良いほど明るさを持っている作品群。
個人的には、「吸血鬼」「不安」などの、
自己の内面の暗さを意識的に追求しているような代表的作品よりも、
気負い無く描かれているように感じ、
ムンクの純粋で自然な部分を観れたような気がしました。

画法でいえば、ゴッホ・ゴーギャン
はたまたクリムトの影響を何らかの形で受けたのでは?
と思われる作品などもあり、想像を巡らすのは楽しいものです。
行かれる方は是非見つけてみてください。
フレームを装飾的にするなど、
宗教画やイコンを思い起こさせるような構図取りも観ることができます。

いままで知らなかった、ムンクを
色んな角度で見たり、想像したりできる展覧会でした。
3/31まで開催されています。



ちなみにちょっと気難しい話・・
美術制作の端っこに関わる者として感じたこと↓

ムンクは
「装飾絵画こそ絵画の原始からの、本来の姿である」
というような考えだったようです。
確かに、「キャンバスに絵画を描くようになってから、
絵画は生活と隔たってしまった」というのは
一理ある気がしました。
絵画が一番いきいきしていた時代は、
原始の人たちが壁画を描いていた時代かも・・と。
日本でも、かつて優雅な時代には、
工芸品や襖絵など、美術が生活に密着し
生かし生かされていたことを思えば。
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