little-treeの Tree of Life
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ペルセポリス


アニメーションの映画ペルセポリスを観てきました。

イラン出身でパリを拠点に活動するイラストレーター、マルジャン・サトラピが自身の半生を綴った自伝的グラフィックノベルを映画化したもの。イスラム革命、イラン・イラク戦争といった激動の時代を背景に、少女の成長を描いたグラフィックノベルは絶賛をあび、各国でベストセラーとなった。またヴァンサン・パロノーと組んでアニメ化した本作も絶賛のなか第60回(2007年)カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞している。
ボイスキャストも、自ら出演を希望したカトリーヌ・ドヌーブなど、豪華。

1970~90年代の混迷するイランで、ロックとユーモアとちょっとした反抗心を胸に、少女から大人へ成長して行く主人公マルジ。
マルジの半生と、3世代にわたる母娘の愛情が、少女のピュアな感性と独特のアニメーションで綴られます。
オフィシャルサイト→http://persepolis-movie.jp/


見所はイラストレーション表現の素晴らしさ、
そしてマルジのおばあちゃんの名言の数々でしょうか。
切なくなるような状況の下で、
迷ったりしつつもまっすぐ生きるマルジと、家族の愛情、
そしてそんな彼らの人間らしい魅力とある種の可笑しさが、
あたたかくとても心に残る映画でした。

映画化にあたり、実写でのオファーはたくさんあったそうですが、「実写だと自分たちと顔つきが違うどこか遠い国のお話だと受け取られかねない。世界の誰にでも起こりうる物語に感じてもらえるようにしたい」とアニメーションにこだわった監督の願いどおり、世界中の人が一個人としてマルジに共感できるのではないでしょうか。

また、イランや中東の状況を、極東の私たちは実際なにも知っていないということ・・
戦争や革命とは無縁の一見「自由」な日本で、家族を思う愛情/ユーモア/またはまっとうな反抗心や勇気を、マルジやおばあちゃん達のようにストレートに発揮して生きてる人がどれだけいるだろうか?ということ・・
作品としての面白さと同時に、たくさんの目に見えないメッセージをもらった映画でした。

なによりも映画を見終わって私が感じたのは、この映画の本筋とは違っているけど、

例えば旅に出て、ミャンマーとかインドとかで出会う異国の人たちや、この登場人物たちが持ってるような、巧く言えないけど人間らしいアクの強さっていうのかな?それがばあーっとよみがえりました。私はそういうキャラクターにとても魅力を感じるので、異国に旅をすると解放されるような気がするのかもしれません。
日本では人間臭さや個人のキャラクターを薄めて薄めて、社会に対応したほうが、ある意味やりやすい感じがある。
実は、私もここ2、3年、自分のアクみたいなものを、薄めて薄めて、限界まで薄めて色んなことに対応してきた気がします。でも、そうしてると、本来あるユーモラスさとか元気さも薄めて薄めていくことになって・・人間つまんなくなるみたいね
もうだいぶ若くなくなってきて、無鉄砲さとか勢いとか前ほどなくなって、丸くなって(?)きたけど・・これからまた、以前のもっと尖っていたときみたいに、いろいろ希釈せずに生きたいものです。

イランのマルジとは別の環境で、別のベクトルで、日本の私としてぶつかったり求めたりするものがあるけど、でも心の内にあるエネルギーは同じようなものかもしれないね。だからこのマルジャンのストーリーを少し羨ましくも感じたのです。
マルジの青春のピュアでストレートな感性を映画で体験して、私の中にもなにか蘇っちゃったかしら??(笑)



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