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外尾悦郎氏 講演会
スペインが世界に誇る建築家、ガウディ

その代表的建築といえば、
ご存知サグラダ・ファミリア

この建築中の教会の、
彫刻を担当する唯一の日本人、
外尾悦郎さんの講演会に行ってきました。

会場の兵庫県立美術館ミュージアムホールは、
さすがに老若男女で超満員でした。


外尾悦郎さんは、
京都市芸を卒業後、
一年間教師をしていたそうですが、
ある日道ばたの側石に
「魂」を吸い込まれてしまったんですって。
そしてその日から、
石を彫りたくて彫りたくてたまらなくて・・。

ドイツあたりに行けば、
石を掘れるかな、と思いヨーロッパへ。
でもまず、ドイツに行く前に、
美味しいものを食べて体力をつけよう、
とスペインを訪れたことから、
サグラダ・ファミリアを彫刻することになったそうです。
サグラダ・ファミリアに積み上げてある、
まだ彫刻されてない石の山を見た時に、
「これは自分が彫るためにある」と
思い込んでしまったんですって!


外尾さんは、ガウディのシゴトを
自分が引き継いでいくうえで、
(当然とても苦労されたと思うのですが)、
「ガウディを観る」のでなく、
「ガウディの観ていた方向を観」たときに
初めて、ガウディを理解し、
ガウディと一体になれた、と思えたそうです。

ガウディの基本は、「観察」にある。
幼い頃から病弱だったガウディは、
トカゲや蛇や虫や草花など、
身近な自然を観察することの
名人になったのだそうです。
そして、ガウディの天才性は、
「構造、機能、象徴」で表されるそうです。

そして、外尾さんは言います。
ガウディは、いつでも、
人の幸せのために建築をつくった、のだと。

一見、奇抜なガウディ造形には、
実はその構造になった理由があるのです。
つまり、人々が幸せになるための機能が
そこに備わっていて、
必然的にその造形が生まれるのです。


私たちは、このいつ出来上がるとも知れない、
サグラダ・ファミリアという建築物から、
とても沢山を学ぶ事ができる。
そしてそれが、ガウディの望みでもあるのだと
外尾さんは言います。



芸術とは、
心の共鳴箱に届くことだ、
という外尾さん。
真摯に石を彫り続けて、
自分の与えられたシゴトに
真っ正面から向き合っている外尾さんの姿も、
とても感動的で刺激的で、
心に響く講演でした。


そんな外尾さんの一番感動する瞬間は?
という質問に、

ーー我を忘れて石を彫っていて、
夕方、彫り終えたときに、
自分が、ぽんっと、
石の中から出てくる気がする。
自分が彫っているとき、
自分は石になっている。
ぽんっと、出てきたとき、
自分はもうノミも持ち上がらなくて、
へなへな、と床に座り込んでしまう。ーー

そんなとき外尾さんはとても幸福なのだそうです。



ガウディについて、もっと知りたくなって、
この憧れのサグラダ・ファミリアを、
絶対にこの目で見てみたくなりました。

また、絶対いくべき場所がふえちゃったなあ・・!

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